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cosmos
 ふと振り返れば 風は冷たく、秋の訪れを囁く

思い出す 秋桜の咲き乱れた道を
もう ともに歩むことが できない 道を



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狂ゐ紐
 ひたすらに待ち続けた 指切りした約束
あの子は何処へ

朱い鳥居をくぐり抜け 生まれ変わらんと
あの子と一緒に
此処ではない、まほろばに

この侭では、贄の紐に縛られて、ああ

遠くから聞こえる烏の聲が煩く響いて
何かを戒めているようだった

次第に烏は鳴き止み、微かに漏れ聞こえた音は

どうして やはり また 

あの子との約束を守れないのは、わたしだった



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その果てに
 いのちの行く先を、その果てを知っていますか
ふたたび君に巡り逢うことはできますか

(手放した意識、全てが終わるその瞬間)

さまよい歩くのは深淵
君の深い悲しみの海

たとえ君の幸せの隣に僕がいなくても
何度だって、手を差し伸べるんだ

世界は廻る、時間は巻き戻される

それでも、願いを導くために、僕は



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受難、そして
 窓から見上げた空は厚い雲に覆われていた
黒い森は未来を陰鬱に隠す


豪奢な装飾を誂えた、けれど何も心に響かない冷たい部屋
世界から取り残されたように

時を止めたように、静かな午後

(生きることを赦せば、この苦しみはなくなるのだろうか)



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good-bye sunset
 いっしょにかえろう

そう言えたなら、よかったのに



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さようなら、あの頃の、
 少女だった頃を羨んで 立ち止まることは もう、しない

曇り空が朱く染まる
風は柔らかに揺れて

駆けだして振り返り、眺めた幼い日
野花の咲く畦道の薄暗さに、儚さを覚えた

きっと、明日は雨が降る

温かな夕日、戻らない過去


目指す場所は、どこだろう
幾度もあの景色に焦がれた

時が進み、変わってしまうことを恐れて
全てを留めるために、何かを犠牲にした

もう、受け止めないと
少女のままではいられない

無理につなぎ止めた手を解いて
懐かしい記憶はそのままに

これからも出逢う世界を紡いでいけるよう、に







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紅雪
 降り積もる雪は静かに
世界を白く染め上げた

ただ独り遺された僕は
この残酷な現実を嗤った

今際の声
僕の想いは届くことなく
白に、消えていく

微か香る幸せの記憶
永遠に貴方へは響いていかない

数えられる思い出も
少しだけの優しさも

僕にとっては、とても嬉しかった

今際の声
僕の想いを知ることもなく
紅に呑まれてゆく

「       」
僕は呪いの言葉を紡がれ
心を閉ざしてゆく

降り積もる雪は静かに
僕を、全て隠して沈む



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胡蝶蘭
わたしは何のために生まれてきたのだろう

きっと、あなたを愛するためだった

全てを失って、終わらせるために
心は遠い海の果てに置いていった筈なのに
其れでも、閉ざされた郭の中で
櫻を眺めるあなたに惹かれた

壊された身体には、時間は殆ど残っていなかった
かろうじで動いていた片手も
あなたを抱き締めることが、難しくなっていた

銃の引き金を引くことも、できなくなる前に

世界はあなたに優しくない。救ってもくれない。
先の見えない未来と崩壊が待ち受ける時代は
あなたを苦しめるでしょう。

一瞬よぎった我が儘
最後の夜に、零すように告げてしまった

涙を流して、微笑んで、是と応えたあなたを
深く、深く赤い糸で結んだ

最期だから、どうか動いてわたしの腕
誰からも愛して貰えなかった悲劇の子供は、
あなたに出会って、愛を知った幸せ者になりました

彼岸で、永遠を約束するの
だから、さようなら 「     」

ねぇ わたしはきっと あなたを愛するために生まれてきた



そしてこれからもずっと あなたを愛している 幸せよ



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alt Sang im sommer
 いつからだったか、憶えていないほどに
自然と、此処に辿り着いては空を眺めていた

明日がどうなるのか
期待よりも、諦めの方が強い日々を過ごして
目標を見失いかけても

夢ばかり見て、憧れるだけでは
何も始まらないのだと

分かっているのなら、行動を起こせばいい。
そう、何度も気付かせてくれるこの場所を

ずっと大切にして
挫けても、望む結果をまだ得られなくても

ひたすらに、前に進めるように
歩いてゆこう



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夕日のコントラスト
 「ねぇ、もう帰ろう」
夕日が落ちて、闇を迎えるまでの仄かな灯りの中、問いかけた。
もうすぐ一日が終わる。
命を時計に表すとしたら、終焉にあたる時間。

微かに吹いた風に、草が揺れる。

「もう少し、見ていたいんだ」

振り返ることなく、呟くように彼が言うから
気付かないつもりだった真実を目の当たりにしてしまう。
涙が、止まらなかった。

拭っても、すぐに溢れてしまう。

もう空は殆ど暗くなっていた。
間もなく一日が終わる。
彼の命の時計は、終わりへと針を進める。

未だ残像のように在る紅い陽を睨んだ。
明日を約束できない悔しさを込めて。
彼を奪っていく世界への憎しみと諦めを、込めて。

(赦されなければいけない。でもまだ赦すことはできない)



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